2019年6月に乗車した、シベリア鉄道 後編のおはなしです。
今回はロシアのイルクーツクからウラジオストクまで3日かけて移動しました。
チケットの購入方法、車内の様子、乗った正直な感想をお伝えしていきます。
前編はこちらです👇
シベリア鉄道 チケット購入方法
モンゴル(ウラジオストク)からロシア(イルクーツク)まで移動した際は窓口で購入しましたが、今回も駅の窓口で購入しました。イルクーツクに到着後、チケット売り場に直行しました。
■購入場所:イルクーツク駅(ロシア)
■シベリア鉄道代:約18000円(イルクーツク~ウラジオストク間)
■乗車時間:2日.21時間.4分
■座席の等数:3等(一番安い等級)
イルクーツク駅を出て右に歩き、端のほうにある建物がチケット売り場でした。
ここで注意点があり、チケット購入前に番号札を取らないといけません!
窓口に番号が掲示されるので、自分の番号の窓口に行きます。
チケットの購入に大苦戦
チケット売り場は混みあっており、番号札を取った15分後に順番が来ました。
ロシアは英語が通じないと聞いていたので、今回もロシア語のメモを用意して、窓口に向かいました。
私:1枚チケットください(メモをみせながら)
窓口のおばさん:ムリ、あっちいって(ジェスチャーしながら)
私:(´;ω;`)
簡潔にまとめるとこんな感じで、外国人と分かって、メモを見ようともしてくれませんでした。
そしてどうしたかというと、発券機の近くに係のお姉さんがいたので、その人に話しかけました。すると、英語ができる人がいるからちょっと待てとのこと。
結局30分待って、違う窓口に呼ばれました。その窓口のお姉さんは英語ができて、スムーズに購入することができました。クレジットカード利用可能です。
チケット1枚買うのにとても疲れました。
シベリア鉄道 車内の様子
4人コンパートメントで、通路を挟んだ場所にも2席あります。
席は絶対絶対に下段がおすすめです!
理由は、上段は上にあがるのが大変そうだから。あと景色が見れない!
私は下段を選びましたが、上段のほうが不便なため値段が安かったりするみたいです。
3等なので扉は一切なく、とても開放的です。安いし、3等で十分だなって感じです。
充電はベッドごとに1つずつ設置されていたのでとても便利でした。
シーツも清潔で、車内の空調もちょうどよく、快適そのものでした。毎晩、熟睡できていました。
ちなみに席は上の図の緑の部分でした。扉の向こうにはトイレが2個あります。
たまに扉を閉めない人がいるので、トイレの匂いが微かにして嫌でした。笑
なので、トイレのすぐ近くの席はあまりおすすめしないかなっていう感じです。
シベリア鉄道 弁当やお菓子を買ってみた
3日間の乗車に備えて、水、お菓子、カップラーメンを持っていってましたが、ラーメンばっかり飽きる。。
なので、お弁当を注文してみました。電車毎にお世話してくれる駅員さんがいて、その人に事前に注文すると、時間になったら席まで持ってきてくれます。
ある時のランチはボルシチとペンネ、違う日は茹でたポテトとソーセージでした。
メニューは何種類かあるみたいで、翻訳機でどれがいいか説明してくれました。
食べた感想ですが、あまり味に期待しないほうがいいかもしれません。笑
あと、車内ではお菓子が購入できます。
とてもハマっていた、ミニクロワッサン風のお菓子。チョコver と ホワイトチョコver があって、かなりおいしい。チョコのほうが好きでした。ロシアのスーパーにもあったのでお菓子好きな人はぜひ!
車内ではどう過ごす?~1日目~
8時3分発の電車で出発です。
イルクーツク駅にて、バイカル湖に浮かぶオリホン島で出会ったマダムと偶然の再会を果たしました。
1分遅れの、8時4分に出発。
4人コンパートメントなのでどんな人と一緒になるかなーってドキドキわくわく。
そしたら、まさかの一人!想定外だったので少しがっかり。
なんだか景色を見てるのも30分で飽きてしまい、お菓子をむしゃむしゃ。
14時45分にウランウデに到着し、コンパートメントについに人が!
トロフィーを持った、体育会系の大学生の男の子たちでした。なんだか乗ってきた時点で汗臭くて、彼らはどこまで乗るんだろうかと気になりました。
暇でも時間は過ぎていき、長かった1日が終わりました。
車内ではどう過ごす?~2日目~
2日目の朝がきました。音楽を聴きながら、景色をみます。
あまり変わり映えしない景色にすぐ飽きちゃいます。
カップとスプーンは電車内で貸してくれるのでこれで紅茶を飲んでいました。
相変わらず学生と一緒です。イヤホンせずに映画を見ていてとても自由な子たちです。
この日からミサンガの制作を始めました。本を持ってきたらよかったと後悔しました。
車内ではどう過ごす?~3日目~
昼寝しすぎてしんどくなってきた、3日目。もはや写真も撮っていません。
この日、どこかの街で時差の関係で1時間進み嬉しかったのを覚えています。
20時にハバロフスクに到着し学生さんたちは降りていきました。一言も喋ってないけど、一気に人がいなくなると寂しいもんだなって感傷に浸っていました。
この日の夜は湯をかけただけで作れるインスタントのマッシュポテトを食べたんですが、これ便利なのでシベ鉄乗る人におすすめしたいです。
車内ではどう過ごす?~最終日~
さて、ついに最終日。やっとシャワー浴びれる!早く着かんかなってわくわくしていました。
シーツや布団を整理し、降りる準備を始めます。
そして、朝、7時7分に無事到着しました。正直、長かったです。
でも、ウラジオストク駅に着いた瞬間は、なんだか感動しました。
まとめ
前編・後編の2回にわたって、シベリア鉄道について紹介しました。
もう1回乗りたいか?と聞かれたら、もう満足したのでいいかな、という感じです。
ですが、1度は経験したかったので乗れてよかったと思っています!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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